親に迷惑をたくさんかけたあの頃
それでも見捨てず、大きな愛で包みこむように見守ってくれた両親
青春時代を共に過ごした友人
みんながいたから今の自分がいる
そんな大切な人へ「ありがとう」の気持ちを込めて

お二人は、ダンスの先生（新郎）と生徒（新婦）の関係で出会われ、入籍。結婚式をしていなかったので、お子様が1歳になり落ち着いた今、新婦のために何かをしてあげたい。
ただ、新婦に内緒で行うために、予算は新郎自身の貯金で賄える範囲。条件内で新婦のためにできることを考えたいと、ご相談いただきました。

結婚式を挙げようとしていたけれど、ご新婦が妊娠したことで結婚式を一時断念されたお二人。子育てにお金がかかるからと結婚式を諦める夫婦が多い中、新郎は『彼女にウエディングドレスを着せて、その姿を両親に見せたい。そしてきちんと思いを伝えたい！』と話してくれました。その言葉にわたしたちは強く心を動かされました。

ヒアリングさせていただいた内容をもとに、プロデューススタッフが「サプライズ」「ありがとうを伝える」「ダンス」というキーワードをピックアップ。
そのキーワードを表現する会場やコンテンツをご提案。
新郎に提案内容をご確認いただいたところ、任せていただくことになり、いよいよウエディングの詳細のお打ち合わせがスタート！

サプライズウエディングを数多く手がけるスタッフでプロデュースチームを構成。新婦には内緒の為、新郎は打ち合わせをするにも、かなり大変だったと思います。
仕事の休憩時間や休日には架空の用事を作り、当社事務所でこっそり打ち合わせ。新郎は提案書等の書類を、スクーターの中にこっそり隠していらっしゃったようです。
新婦に秘密＆仕事に影響をきたさないよう打ち合わせを行っていたため、詳細が詰まるまで約6ヶ月。
新郎本当にお疲れ様でした！

結婚式の準備は新郎新婦二人で行っても大変です。それを仕事が忙しい中、一度も会ったことのないご新婦の友人に連絡をしたり、サプライズダンスを仲間と練習したり、頑張り続けるご新郎の姿にスタッフ一同「最高の旦那様だね！」とよく話していました。

いよいよ式当日。
屋外での挙式だったので、数日前から天気が心配でしたが、見事に晴天！お二人の気持ちのように暑いぐらいの晴天！ほっと一安心です。後は準備したサプライズを、新婦に気づかれないようにしなくては。

「結婚式をしてないから前撮りだけしよう」と新婦を誘い、ドレスに着替え山下公園へ。山下公園でタクシーを降りると、ドレスアップした家族が。両親の姿を見て驚き、泣き出す新婦。サプライズPart1、成功！

山下公園の大きな木の下で人前式。新郎が改めてプロポーズ。挙式後食事会をしようと、親族のみ先にパーティー会場へ。新郎新婦は山下公園に残り写真撮影後、食事会会場へ移動。ドアが開いたそこには約90名の友人達。新婦、またまた驚き、サプライズPart2も成功！

新婦親友からの手紙やダンスを入れ込んだ2時間のパーティーも無事完了。沢山のサプライズで新婦は笑ったり泣いたり大忙し。仕事が多忙な中、新郎が一生懸命に準備をしたサプライズは大成功でした！最後にご新婦が『いつもこのメンバーなんですか？また皆さんに会いたい。』と私達に伝えてくれたこと、スタッフ皆で『また会いましょう！』と最後盛り上がったこと。ご新郎の頑張りで最高の１日を迎える事ができました。本当にお疲れ様でした。
全ての人がHAPPYで、家族の愛を感じたSurprise Thanks Weddingでした。